リウマチでも妊娠はできる
リウマチ診断から３年で妊娠、出産を経験しました。
妊活のために薬はやめた
メトトレキサートとプレドニゾロン錠を服用していたので、
妊活は計画的にしなければいけませんでした。
しかし、私の場合副作用が強くメトトレキサートを飲んだり飲まなかったり、、、
自己判断でしたので、自己責任です(-_-;)
プレドニゾロン錠は急にはやめられないと言われていたので、
徐々に減らしたいと伝えていたので、５ｍｇから１ｍｇを服用。
メトトレキサートを自己判断でやめて２ヶ月。
プレドニゾロン錠は服用していましたが、妊娠していることがわかりました。
計画的な妊娠ではなかった。。。
本来、メトトレキサートをやめて３か月経たないと妊娠してはいけなかった。
私の場合、やめて２ヶ月。
プレドニゾロン錠の服用はしていました。
薬のせいで、胎児に影響があるかもしれない
私は中絶を考えていました。
産婦人科に行ったときに、中絶を考えていると伝えました、、、
しかし、産婦人科の先生は
「０か１００だよ、妊娠出来たんだから大丈夫でしょう。」
「胎児の心臓もちゃんと動いているよ、もう少し考えてみて」
そう言われ、泣きました。
どうするべきか、本当に迷いました。
妊娠を望んでいなかったわけではないし、ただ薬の影響だけが不安で。
通っていた内科にも相談しに行きました。
内科の先生も
「リウマチの薬は不妊になりやすいし、産婦人科の先生が言ったように０か１００の法則」
「妊娠出来たことが奇跡。メトトレキサートをやめて２ヶ月だし、プレドニゾロン錠は
口唇口蓋裂で生まれるかもしれないけど、今は手術で綺麗に治るよ」
そう言われました💦
２か所の病院の先生に大丈夫でしょう。と言われたので、
中絶はやめました。
お腹の子を育てていこうと決めました。
妊娠中のリウマチの症状
・足の痛みで歩きにくい
・足の腫れ
・膝が痛くて階段の上り下りが困難
足の症状が酷かったです。
整形外科を受診
膝が痛くて歩きにくい、段差で膝が曲がりにくかったので、
妊娠していることも伝え、かかりつけ医だった整形外科へ。
胎児に影響が無いという注射を打ってもらいました。
整形外科の注射が一番痛いです。(個人的に)
でも、打ってもらうと痛みがなくなり歩きにくさもなくなります。
２か月後、また痛くて打ってもらっていました。
それ以降は整形外科を受診していませんでした。
妊娠６ヶ月のときにコロナ感染
夫がコロナに感染し、私も気を付けてはいましたが、
案の定感染しました。
症状は、発熱、咳。
熱は２日程で治まりましたが、咳が長引きました。
咳のしすぎでお腹が痛くなってました💦
検査した病院で、カロナールと漢方をもらっていましたが
ほぼ自然治癒。
後遺症は匂いが少しわかりにくくなったかな？ぐらいでした。
症状がなくなってから、産婦人科で定期健診でしたが、
胎児は順調に育っていました。
妊婦生活
妊娠中の体調は、食べづわり。
酸っぱいものが食べたくなっていました。
妊娠前は甘いお菓子を食べることが多かったのですが、全く食べなくなりました。
ラーメンも好きでしたが、脂っこい物がダメになり
魚をよく食べるようになりました。
そして、安定期に入るまでは、とにかく眠かったです。
リウマチの症状は比較的落ち着いていた
安定期に入ってからは、膝が痛くて注射を打ちに行くほどでもなく、
階段の上り下りがしにくかったのはありますが、
エレベーターがあるところは出来るだけ使うようにして、
関節に負担がかからないよう、より気を付けていました。
産婦人科の定期健診では、体重の制限等注意されることはありませんでした。
妊娠前から出産前までで体重は９キロ増でした。
体重の増加が激しくなかった分、関節の痛みも酷くならなかったのかもしれません。
ただ、痛みはなかったものの、指が腫れていました。
産前休暇に入る辺りから、第一関節が腫れていて指輪が入らなかったです。
指輪が出来るようになったのは、産後半年辺りからです。
私がリウマチなことも知っていたので、職場の方に気を使わせない為にも
有給も含め、出産予定日から１か月半前から産前休暇に入りました。
自宅ではマタニティーヨガを朝行ったり、のんびり過ごしていました。
関節の痛みはほとんど気になりませんでした。
妊娠３８週で陣痛
陣痛が来た日の朝は、産婦人科で定期健診でした。
その日は内診があり、少し出血してすぐ止まると言われたのに、
ずっと少しの出血が続いていました。
検診後、迎えが来ていなかったので、歩こう！と思って１５分程歩いて、
迎えにきてもらいました。
そのあと、お昼を外で済ませましたが、ずっとお腹が痛い。
私の実家にも少し寄って、自宅に帰りました。
お腹が痛くて夜ご飯を食べた後は、横になっていました。
出血も止まっていませんでした。
前駆陣痛かな？と思って、お風呂に入って寝ようと思いましたが、
お腹が痛くて眠れない、、、
スマホアプリで痛みの感覚を測っていましたが、１０分間隔だったり５分だったり
まばらでよくわからなかったです💦
お腹が痛くてトイレに駆け込んでも水っぽい下痢が出ていて、トイレに行ったり来たり。
おかしいと思い、産婦人科に連絡。
５分間隔になったら、また連絡くださいと言われ絶望でした（笑）
トイレの手すりに掴まったことがありませんでしたが、
痛みのあまりトイレに入ったら手すりを握りしめて便座に座っていました。
キッチンに伏せたり床に四つん這いになったり、一か所に留まっていられませんでした。
もう無理だと思って、１回目の電話から２時間後に連絡したら、来てください！
と言われたので、お腹の痛みと闘いながら２階で寝ている夫を起こしに行きました。
夫と寝ていた愛犬もただ事ではないと思ったのか、急いで降りていき、
オシッコをし、うんちまでして夫に処理してもらっていました。
愛犬は準備万端でした（笑）
病院に連れて行ってもらう時もずっとお腹が痛いし、下痢が出そうだし
２０分の距離がとても長く感じました。
深夜だった為、病院の裏から入り、階段をヒーヒー言いながら登りました。
分娩台に着く頃、下痢が漏れました。
分娩台に乗ってからは早々に着替えさせられ、子宮口１０センチでした。
夫に立ち会ってもらい、後はもう踏ん張るのみ（笑）
裂けることなく、出血も多くなく、何とか出産できました！
胎盤がなかなか出てこなくて、胎盤を出す方が大変でした💦
縫う時は、少しチクチクしていましたが、恐れていた程ではありませんでした。
３８週と２日で生まれたので２６５０ｇ
小さかったので、裂けたりしなかったんだと思います。
この子が私のお腹に入っていたのか！と感動したのと、やっと痛みから解放された💦
の感情でした。
口唇口蓋裂にはなっていない。
手も足も外見には異常がない。
安心しました。
外見ではわからない障害があるかはわかりませんが、
五体満足。に変わりありません。
無事に出産出来て本当に良かったと思っています。
リウマチ患者でも出産出来る！
リウマチだから、、、薬が無いと日常生活がままならない、、、
自分はすごく可哀そうな人。と私は思っていました。
ですが、子供がほしい！
そう思って、色々試して痛みを感じながら、周りに助けてもらいながら
妊娠、出産しました。
リウマチだから子供が出来ない。
そう思わず、私みたいな例があることを知っていただきたいです。
大変なのは、出産後です（笑）
妊娠するまでの過程はかかりつけ医と相談しながら進めていくことをお勧めします。
結果的に無事出産出来ましたが
私のように、中絶を考えないように。
不安要素を取り除いてからの妊活がいいと思います。
